アクセシビリティとユニバーサルデザインの違い

もしあなたの団体のホームページが「高齢の寄付者には小さすぎて読めない文字」「海外の支援者には日本語だけで理解できない情報」だとしたら…?
せっかくの思いも、届くはずの人に届かないのは残念ですよね。
実は、その解決のカギになるのが「アクセシビリティ」と「ユニバーサルデザイン」。似ているようで違うこの2つを理解すれば、誰にでも届くWeb発信が可能になります。

アクセシビリティとは?

アクセシビリティとユニバーサルデザインの違い

アクセシビリティは「制約を持つ人でも使えるようにする」考え方です。
例えば、目の不自由な方に向けて画像に代替テキストを入れる、色覚特性を持つ方のために文字と背景のコントラストをはっきりさせる、といった取り組みです。
最低限の公平性を確保するための配慮とも言えます。

 

ユニバーサルデザインとは?

ユニバーサルデザインは「最初から誰でも使いやすいように設計する」考え方です。
高齢者、子ども、外国人、障害の有無にかかわらず、多くの人がストレスなく使えることを目的としています。
例えば、大きなボタン、シンプルなメニュー、多言語対応などは最初から幅広い利用者を想定した設計です。

 

違いを一言でまとめると

アクセシビリティは「利用に制約のある人への配慮」、ユニバーサルデザインは「最初から誰にでも優しい設計」
つまり、アクセシビリティは“後から補う”側面が強く、ユニバーサルデザインは“最初から設計する”という違いがあります。

 

事例でイメージしてみよう

ある社会福祉団体は、活動報告ページを改善しました。
まずアクセシビリティ対応として写真に説明文を入れ、音声読み上げでも意味が分かるようにしました。
さらにユニバーサルデザインを意識して、ボタンを大きくし、外国人支援者向けに英語ページを追加しました。
結果、アクセス数は増え、寄付者からは「誰でも安心して使える」と評価されました。

 

まとめ:両方を意識することで信頼が生まれる

NPO法人や社会福祉団体にとって、情報を届けたい相手は多様です。
アクセシビリティで「誰も取りこぼさない」ことを保証し、ユニバーサルデザインで「最初から多くの人に優しい」仕組みを整える。
この2つを組み合わせることで、信頼と支援の広がりにつながります。 

 

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FAQ

Q1. アクセシビリティとユニバーサルデザイン、どちらを優先すべき?

A. まずはアクセシビリティから。最低限の公平性を確保し、その後ユニバーサルデザインを意識すると効果的です。

Q2. 小さな団体でも両方に取り組めますか?

A. できます。画像用のテキストを入れる、文字サイズを大きくするなど小さな工夫から始めれば十分です。

Q3. 専門知識がなくても実践できますか?

A3. 大丈夫です。WordPressなどのCMSでは入力欄が用意されており、簡単な設定だけで対応できます。しかしもっと専門的なアクセシビリティの設定をしたい。デザインが古いので自社での対応は難しいという時は、お見積りや相談無料です。お気軽にご連絡ください。

NPO法人ホームページ作成専門、売れるホームページ制作クミディア

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